青い木の実が熟れるよに
乙女ごころが紅くなる
セーラー服の胸の奥が
あなたを恋して痛くなる
大人に一歩踏みこんで
ゆらゆらゆらゆれる初恋時代
恋を恋するとしごろと
ひとは誰でもそういうの
素足で駈けて追って行くの
私のこころは恋ごころ
少し危ない綱渡り
背のびしてするくちづけよ
涙が頬をこぼれ落ちて
小さな秘密抱きしめる