高い高い高い空の青さに
竦む身体ひとつ
足を止めて望む枯れた世界はやがて白く染まる
震えた足凍えた手を隠して
何処へ行くのだろう
止める者も無く独り今
冬に向かう
強く射し込んだ斜陽が
瞼の裏に焼きついている
春の日和待つには
まだ遠すぎる
遠い日々を哂う
やけに鮮やかな記憶
遠くに放った ホントの気持ちを
忘れられず 今はただじっと待ってる
雲雀訪れる日和の頃には
皆が夏に焦がれ
止め処なく流れ堕ちて今
炯然たり
頓て散り行く息吹は
憂いながら眠り続けてる
芽吹くいつかを想い
夢見て眠る
物見猛き嗤う
誰も知らぬことばかり
深みに嵌った 自分の想いと
どんな風に付き合っていけばいいだろう?