何処までも続く空、枯れ果てた砂漠で
夕日浴びてきらめくスパンコールは揺れる
照らす月明かりの下
水面に映る姿は孤独の衣装を纏い
迷いのリズムを紡ぎ出す
否定も肯定もしないなら
一人きりの小夜曲(セレナーデ)
心を閉ざしたら響かないよ
きっと、きっと
踊り子が見た夢は鮮やかな楽園
目の前の現実はモノクロームへ変わる
昨日よりも高い場所
今日がたどり着けたなら
明日へ繋げていける
加速するテンポ飛び越えて
苦痛も快楽も吐き出したら
始まりの狂想曲(カプリチオ)
世界の果てまでも届くように
もっと、もっと舞い上がれ
「何の為に踊るの?」
繰り返す問いかけに
答え分からないけれど
止まないステップ刻むだけ・・・強く!
希望も絶望も受け入れたら
終わり無き狂詩曲(ラプソディ)
理由なんて無いわ、それが運命――
ずっと、ずっと永遠に
例えこの身体が動かなくなっても構わない
闇夜を染め上げる、この炎が燃え尽きるまで踊るから