自分の中に
ぼくは熱をもっている
それはこう感じさせる
君への愛をもっている
自分の中に
だから生きていられる
愛に死んでも
君のために死んでも
波を探すように
海岸で
水夫のように
港と家を探す
自分の魂の中に
ぼくは君を探したかった
でも見つけたのは
自分の孤独だけ
たとえ君が遠くにいても
ぼくから遠くに
誰かが君にキスしても
多分 グエンドリン
君はまだ覚えている
ぼくらの愛を
まだぼくを覚えているだろう
ぼくはまだ昨日のことのように思い出す
君が一緒にいたときのことを
君は恋を語っていた
ぼくはまだほほえんでいた
まだあの恋を覚えている
今君はぼくから遠い
沈黙がほしかった
君のことを聞くために
夜の間さまよった
君の声が聴きたくて
出も聞いたのは風のささやき
こういうのを聞いた
君の名を グエンドリン