記憶は薄れてゆく それなのに
つまづく 時はやけに入り込んで
眩しい日々の亡骸をいくつ数えて
誰にも言わずに眠ろう
子供の頃は見えていたこととか
あれほど焦がれていた願いでさえ忘れて
そのまま
記憶は薄れてゆく
あれほど焦がれていた