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幻想と羅針盤 [Gensō to rashinban] lyrics
幻想と羅針盤 [Gensō to rashinban] lyrics
turnover time:2024-11-07 06:22:27
幻想と羅針盤 [Gensō to rashinban] lyrics

眠りの中だけ違う世界の中

きっとそんな日常

目覚めそうになり口を噤んでも遅く

風に舞う雪が攫うように

在りはしない

在ってはいけないと覆う

冬の朝見せた幻想は

私の中にそのまま

嫌がった未来の話

どれだけ心削りながら

あなたを見続けるのだろう

平等に歳月は過ぎて

眠りをやめれば忙しない世界

それが生きる現実

逃げ出したくなって助けを求める

誰に

針の指す遠くの空を見て

許されない

求めるなと釘を刺す

そんな風の冷たさが沁みて

溜息 視線外す

もし其処で笑っている

誰かになれていたとしたら

嫌がった未来の話も

辛いものだけじゃなくて

繋いだ感触

離れる虚しい手

私だけが特別じゃなくても

願ったのはきっと同じでしょう

あなただけが特別でいいから

生涯消えないほどに深く根付かせて

そうやって吐き出しながら

どれだけ心削りながら

あなたを見続けるのだろう

きっと最期まで

冬幻想 覆い隠しても

刻んだ証は消えないから

あなたの羅針盤が示す

私の体内へと

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