ガラスの街 [Garasu no Machi] lyrics

うわさばなし　きいてしまった

あなたの生命（いのち）が　消えてしまうと

くだけそうな　心押さえ

笑顔で私は　夢を騙った

春が来たら　連れてってね

南の島へ

二人だけで　鳴らすはずよ

ウェディング・ベルを

約束のキス　くれる唇

炎のように　燃えてた......

ベッド・サイドで　縫いつづけた

慣れない　手縫（てぬ）いの白いドレスを

"似合うかしら?"　はしゃぐたびに

無理してあなたは　笑ってみせた

忘れないわ　そのぬくもり

すばらしい日々

ひと針ずつ　胸で叫び

泣いていた私

そしてあなたは　雪の舞う朝

一人で空へ　帰った......

いつも読んでた　詩集の隅（すみ）に

あなたの文字が　ふるえる

"知っていたんだ　ぼくのお馬鹿さん

やさしい嘘を　ありがとう"......