Refrain (Blacko) :
他人にだけしか起こらないことを
私たちは実感しない
それが私たちに関わらないかぎり。
他の場所で起きていることを、私たちはよく知っている。
しかし私たちはわざわざ不平不満を言っている
友よ、目をつぶってごらん、君自身を想像してごらん
君は君の人生がどんなにすばらしいか分かるだろう。
Soprano :
目をつぶってごらん、君自身を想像してごらん
これらの国では政治家は迷彩の軍服を着ている
そこでは表現の自由は陰謀だ
そこではドルがものの基準になっている
そこでは我らはちょっとした熱病で死ぬ
そこでは伝染病は流行しっぱなしだ
君はひどい暑さの中に耐えることを本当に考えたことがあるか
そんな国々で2ヶ月間、君が日に焼けていることを
一年中、彼らは焼かれているんだ
飲むものがない生活を考えてみろ
雨が降ればシャワーだ
食卓の上には何もない
想像してみろ。君が病院にいる姿を
治らない病気でだ
君のせいでなってしまった病気でだ
想像してみろ。ナターシャ カンプシュ(#1)のように監禁され
バスの中のママ ガルドゥ(#2)のように焼かれていると
目を開け、いまだ
生きることを侮辱するものに対して、未来を考えるんだ
Refrain (Blacko) :
他人にだけしか起こらないことを
私たちは実感しない
それが私たちに関わらないかぎり。
他の場所で起きていることを、私たちはよく知っている。
しかし私たちはわざわざ不平不満を言っている
友よ、目をつぶってごらん、君自身を想像してごらん
君は君の人生がどんなにすばらしいか分かるだろう。
Blacko :
目を閉じて、アフリカのどこかにいる自分を想像してごらん
焼けつくような太陽の下の、掘っ建て小屋の村のなかだ
想像してみろ。むっとする暑さの空気を、そこでは砂漠が広がっている
やせた山羊の群(棒をもって山羊を追う少年)
想像してみろ。行くしかない長い歩きを
君の生き物が草を食べて元気になるためにだ
30キロメートルも歩き、牛泥棒が容赦なくぶっ放すカラシニコフ銃
想像してみろ。マダガスカルのゴミの山を
想像してみろ。おまえの八歳と裸足の足を
想像してみろ。ゴミの中のおまえの両手を
パンのひとかけを探し、それが毎日の生活だ
想像してみろ。パリやそのあたりを
橋の下のどこかに道路から離れていないところを
想像してみろ。きたない寝袋にくるまってる自分を
寒さとたたかい、敷石とたたかい
いま、想像してみろ。交通渋滞の車のなかにいる自分を
ひとは少しづつヴェールを脱いで率直になる
言ってくれ、きみは何を感じているんだ。別な見方なのか?
これから、きみの考え深い生き方への侮辱に対して
Refrain (Blacko) :
他人にだけしか起こらないことを
私たちは実感しない
それが私たちに関わらないかぎり。
他の場所で起きていることを、私たちはよく知っている。
しかし私たちはわざわざ不平不満を言っている
友よ、目をつぶってごらん、君自身を想像してごらん
君は君の人生がどんなにすばらしいか分かるだろう。
Soprano :
カール(#3)、君も想像してみろよ。音楽がないってことを。
3-8(#4)で悪化した健康状態を。
職業安定所(#5)を行ったり来たりすることを。
Blacko :
サィード(#6)、君も想像してみろよ。成功はないってことを。
最低賃金(#7)ちょうどで、ガレー船を漕ぐことを。
煉瓦のそんな塔のなかの囚人を
Soprano :
ぼくは、ぼくはsnip'aを持っていない人間だ。(#8)
ぼくは、psy4も、他の人が知らないような、それらのよい瞬間もない。(#9)
Blacko :
ぼくらの生き方を想像してみろよ。みんな無いとしてだ。
これらすべては感謝すべきものだ。
自分の不満を言っている生活はやめよう
自分で自分自身を見る生活、それはすぐ目の前にあって遠くのものではない
Soprano :
自分の問題をより大きくする生活はやめよう
いつも自分のまわりには世界が広がっている
Blacko :
ちょっと目を閉じてみろよ
世界の貧困を見てみろよ
すべてのなかの、きみのいる所を
Soprano :
私たちの幸福を実感しよう
そうすれば君は人生は幸福だってわかるだろう
Blacko : Blackoooo , Sopranooooo
Refrain (Blacko) (X2) :
他人にだけしか起こらないことを
私たちは実感しない
それが私たちに関わらないかぎり。
他の場所で起きていることを、私たちはよく知っている。
しかし私たちはわざわざ不平不満を言っている
友よ、目をつぶってごらん、君自身を想像してごらん
君は君の人生がどんなにすばらしいか分かるだろう。