この道に誓う 宿命の灯を絶やさない
想いという名の宝石があるから
どんなに速く走っても時には勝てない
新しいシューズじゃ まだ上手に歩けない
迷えばすぐ白と黒のカードを選んで
そんな風に割り切れる精神も持ってない
いいさシナリオはひとつじゃない
裏道めぐるのだって悪くない
朝もやに浮かぶまっすぐな道 逃さない
そこに丘があるから上ってく
重力に逆らう つま先に力込めて
明日という名のハードルがあるなら
先に行くと言葉残し 去ってゆく人
それぞれの背中には それぞれの汗の跡
急ぎ過ぎないでと止める声
足元すくう罠が見えなくて
真昼の月に映りこむ姿 隠せない
真実はいつも胸にあるから
交差点 引き抜かれた道しるべ探して
流した涙が教えてくれた
夕映えに 手のひらそっと突き上げて
命は果てないと 強く空を抱きしめた
夜の闇が歩むべき道を消してゆくなら
瞳閉じて 手探りで進もう
この道に誓う 宿命の灯を絶やさない
想いという名の宝石があるから