ずっと昔 若い頃
顔見知りの女の子が好きだと言った
その子はぼくのもので ぼくたちは恋人同士だった
それはその時のこと でも本当だった
ぼくはおとぎ話と恋をしていた
傷つくことがあっても
「心を失うのは怖くないから
もう呪われている」
毎日ぼくたちはけんかした
毎晩愛しあった
他の誰もぼくをこんなに悲しませなかった
他の誰もぼくをこんなに夢中にさせなかった
自分のしていることがわからない
突然ぼくたちは別れた
今彼女がどこにいるかわからない
でもほくたちは最初新しくスタートしたのだ
彼女はおとぎ話 そう
僕を傷つけても
「心を失うのは怖くないから
もう呪われている」