光に闇がさす 純粋な不純物さえ
私を包み込んでいく
稀薄な感情にすら 戸惑いを覚え始めて
澄んだ海を覗いた
この気持ちだけは 忘れずこのまま抱えて
たとえ痛みが私を絶えず襲うとして
それが傷だと気付けなくて
世の中の全てを敵に回しても
後悔なんかは決してしないわ
あの日に掲げた決意の純度は
太陽も月でも誰も壊せない
おぼろげな記憶に突き刺さる感情ですらも
強く過去を映してゆく
何を信じ生きてた?何を憂い生きてた?
全てはまほろばに消えて
黒い心根が真白の視界を染めてく
いつかの明日 感情が振り切れるとしても
それがどちらに傾くのか
純粋な心か 純真な罪か
それが何だって全て私だ
壊して壊して最後に残った
全てを映した青い海
この感情には名前を付けれなくて
純粋で混じりっ気の無い悪意
ただこの世にはもう要らないと
諦めすら投げ捨て
私たちは混ざり合えない
たとえ明日がたとえこの世が
涙で見えなくなろうと
此処が故郷だ 帰るべき場所だ
善悪は一つで純粋は罪で
誰が詰ろうと それが私だ
太陽は沈んで月は歩み寄る
最後に残った澄みきった世界