おまえのための二つのクチナシの花。
それら(の二つの花)に託して、俺は(おまえに)伝えたい。
俺はおまえを愛している。熱愛している。俺の愛する人よ。
それら(の二つの花)に、おまえの関心のすべてを向けてくれ。
それら(の二つの花)は、おまえの心と俺の心なのだ。
おまえのための二つのクチナシの花。
それら(の二つの花)は、一つのキスの熱のすべてを保ち続けている。
それは、俺がおまえに捧げた、多くのキスのなかの一つなのだ。
そして、おまえは、決して見つけることがないだろう。
ほかの恋人との(キスの)情熱のなかでは。
おまえのそばで、それら(の二つの花)は(咲き)続けるさろう。そして、おまえに話しかけるだろう。
ちょうど、おまえが俺といるときのように。
そして、(それは)おまえが(そう)信じているとき、まで、なのだ。
それら(の二つの花)が、言い(続けているとき、まで、なのだ)。「俺がおまえを愛している」と。
しかし、ある夕方、
俺の愛のクチナシ(の二つの花)が 枯れてしまうなら、
それは、クチナシ(の二つの花)が気づいてしまったからだ。
おまえの愛が(消え)去ってしまったことを。
なぜなら、(それは、おまえに)他に恋人ができたからだ。