僕は両手を広げ
全てを赦したいと願えば
君は空から降り立つ
真実なんてものは
僕の中には何も無かった
生きる意味さえ知らない
なんにも
あゝ星が海に泳ぐみたいに
あゝ楽しげに誘うように
夜は優しくて
あの雲さえ越えてゆく
煌めくまでこの夜に
何処までまだ飛べるだろう？
疲れ果てたこの身体
死ぬまで羽ばたいてゆく
此処でお別れしようよ
悲しいことは何もないはず
軽く最後のキスして
楽しい夢は終わる
瞼を閉じて永遠を感じて
肌に死という温もり
夢じゃない
あゝ目覚めには遠く深い
あゝ此処は何処？僕誰なの？
僕は突き抜ける
身体はもう千切れそう
この声もこの愛も
遠く消える青い星
見つめては俯いて
さよなら
全ての者よ
もう二度とは帰れない
生まれてきたあの海へ
遠く消える青い星
見つめては俯いた
さよなら
全ての者よ