伸びた髪がじゃまで空は重いままさ
雲の切れ目が淡い光でぼくを呼んでる
気のせいさ
ぼけた顔で歩く 帽子は深く被る
書きためてきたぼくの記録は青い光で
燃えていく
溶けた記憶の海でぼくは黙ったままさ
どの言葉も嘘みたいだ なぜか
すてきだった思い出だけでいい
赤い空は好きさ 同じ色に染めて
黒い地面がせり上がってく そんな最後も
嫌いじゃない
溶けた記憶の海でぼくは黙ったままさ
ふたりの手が触れる時に見えた
未来の夢 包まれてる ここで
溶けた記憶の海でぼくは黙ったままさ
朝になれば消えてしまう声が
いつまででもささやいてるけれど