点滅する シグナルの向こう
長い髪の少女が泣いてる
降りだした雨を 避けようともせず
くちびる噛みしめ 人の波に逆らってる
不思議デジャブ 晩夏の頃
忘れていた 痛みだわ
サヨナラだけ 告げるために
呼び出されて 泣いたあの日
深入りしちゃ ダメだと言われて
背伸びしても 夢中になったわ
強がるハートの ステップは不幸
永遠はすぐに まぼろしへと姿変えた
遠い夏の プールサイド
床を蹴って 飛び込んだ
あの眩しい 光の渦
優しさから 色褪せてく
擦れ違った 少女の手に
傘を持たせ つぶやいた
"Everything is alright, everything is alright
Everything is alright, 笑顔見せて"