逆さまな街 花咲く道 頭が鳴り騒ぐ景色
脛のアザと赤いサンダル 夢の中で冴える感覚
受け止めた声ただ儚く 罪抱えたその目で鏡見れば
ある朝見つけた昔の写真は 静かな木漏れ日 無くした微笑み
飛べない けれど空見てたあの日 触れる現実との曖昧な境界
言えない だけど抱いてた想い 震える鉛筆その書き出し後ずさり
恰もそこにまだある星 輝き増し廻る空に
大きな歯車 巡り行くカルマ ねぇお願いだからこの想い聞いて
今青い夢を描いた過去に 胸締め付ける孤独の中雨曝し
その細い声の響いた後で 崩れる旋律まだ傷跡は消えない
飛べない けれど空見てたあの日 触れる現実との曖昧な境界
言えない だけど灯してた想い 震える明滅その温かな後悔