みぞれまじり*で降る 悲しみ
だから俺の上着はいつも長袖
君は俺より物知りだから
理由を説明する必要もないだろう？
君と知り合ってから 俺の目は
ずっと時々曇り
君もじっと見れば 見えるだろう
でも、君には見つめられるような顔があるのかい？
俺らは幸せだったのか？ ただ息を吸うだけだった
俺はうんざりだ 君は俺の傍でもたれて泣けばいい
こんな風に傍にいてくれ 秋が来れば
根無し草たちの中に留まる 我が孤独よ
見ていてくれ、倒れた俺たちも
時期が来れば、立ち上がるはずだから
耐えろ、我が孤独よ
長い道のりを行く前に
座席を２つ予約した
君の席は窓側
君が頼まなくても 俺はそうするだろう？
前と何の違いもないはずさ
君は初めて逢ったわけでもないし
宝くじの抽選が始まる前に
君は全てを細切れにしてしまったらしい