誰かとすれ違う度
自分がちっぽけに見えて
何度も振り返っては
僕の位置を確かめる
全ての価値の基準が上か下かでしかない
いつの間に世界はこんなに狭くなったのだろう?
空は今日も僕を置き去りにして、青。
ねぇ、僕・・・僕はどうして
こんなに小さいの?
僕を認める勇気も無い僕は、弱虫だよね
「ホントに駄目なヤツ」
「呆れてものも言えない」
わかっているよ、僕が一番・・・
小さい頃の僕は
真っ白な心を持ってた
凄い存在(ひと)を知っては
瞳を輝かせた
今の僕は常に誰かに怯えてる
その大きさに触れる程
切なくて 痛くて
僕を信じる覚悟も無い僕は、意気地無しだから
光を妬んでは涙を流してるだけ
僕は誰にも敵わない
僕を導く資格も無い僕は、こんな・・・こんなだけど
守りたいものだって
歩きたい道だって
聞かせたい歌だって
ちゃんと、ちゃんとあるから
あるから・・・
ほら、僕・・・しっかりしてよ
そんなんじゃ昔の僕に笑われるよ?