死んだ魚の目をして 便所の水で顔を洗っている
死んだ魚の目をして ザーメン色の雨を眺めている
死んだ魚の目をして あの娘を想う時 僕の胸が苦しいんだ
世界でいちばんぶざまな夜に あいつを殺して 僕も死にたい
僕の心はときどき壊れそうで
僕の心はときどき壊れそうで
満月が焼きリンゴにみえる
クラスで人気のあるような そんな餓鬼にはなれっこないのさ
ワールドカップに浮かれる渋谷の馬鹿どもに爆弾を落とすのさ
あの娘がリストバンドをはずさないのは
手首の傷を隠しているからさ
世界でいちばん綺麗な夜に あなたを殺して僕も死にたい
誰かを愛するなんてできるかな
誰かを愛するなんてできるかな
こんなに醜い僕だから
僕のエレキギターで あなたの悲しみを殺してあげたい
僕のエレキギターで あなたの苦しみを叩き斬ってやる
ケツ毛のツヤの光のごとく輝く明るい未来じゃないか
ケツ毛のツヤの光のごとく輝く明るい未来じゃないか
僕の心はときどき壊れそうで
僕の心はときどき壊れそうで
満月が焼きリンゴにみえる