思いこがれた桃源郷(とうげんきょう)は強くてとても冷たい風が
この身を目覚めさせてくれたと同時にどこかへ消えていたわ
私は笑うわけでも 泣くわけでもない
ただ絶望なんか遥かに通りすぎたから
無になってしまっただけなの
何にも感じないの…
遠くから聞こえてきているわ
もうすぐでほら終わりが始まる
真っ直ぐに受け止めていくわ
私のこの左側で
同情なんかはいらないわ
そこがもしも奈落(ならく)の底(そこ)だとしたなら あとはあがるだけだと
あなたは なんの迷いもなく言い切ったわ
一体あれが何を指した言葉だったかなんて
そんなことは大事じゃないの
もっと他にあるの
遠くから聞こえてきているわ
もうすぐでほら終わりが始まる
最後まで見届けるふりして
あなたのその左側で
他には何もいらないわ
遠くから聞こえてきているわ
もうすぐでほら終わりが始まる
真っ直ぐに受け止めていくわ
私のこの左側で
遠くから聞こえてきているわ
もうすぐでほら終わりが始まる
最後まで見届けるふりして
あなたのその左側で
他には何もいらないわ