「お前は無職」と叫ばれて
部屋を外れた
差し当たるべきだった
「冬は太陽がない」
「たやすい」と言われても
進むのは難しい
寒くてコートがなくて
待ち飢えが重い
タバコや暮らす家を
誰がくれるの?
通りにいるべきとわかっても
出ることできない
ラジオはみんなを惑わす
お金なしでいけない
オオカミが肉を食べれば
半分を奪えない
神様は窓口の店員さ
受けるのために与える
天帝よ 誰が借金を下さりますか
微笑みだけできます
待ち過ぎたかもしれない
あの人がいればいい
地獄の扉が閉じてゆく
逃げたいだろう
酒を受け取って酔ってしまった
酒場のトイレで
通りに蹴り出されて
とてもすまなかった
前に酔うことがなくても
牢獄に行ってしまった
友達が保釈金を払った
傷が警官のせい
4年からここにいる
もう出たくない
もう寒くない 嬉しい
部屋は庭向き
時々あの人を思い出しても
あの顔を壁に描いた
日曜日だけに死ぬ
月曜日に大丈夫