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Con - イケニエの羊 [Ikenie no Hitsuji]
Con - イケニエの羊 [Ikenie no Hitsuji]
turnover time:2024-10-04 18:09:10
Con - イケニエの羊 [Ikenie no Hitsuji]

むかしむかしの噺 ぼくらのご先祖さまのはなし

そこにいた二人の神さまは仲が悪くてさ

罵って 啀み合って 空が荒れるもんだから

二つの村になったとさ

ある日その村から 其れ其れ寝返る兵士がいました

それ知った神さまは二人とも大変お冠で

世紀末阿鼻叫喚地獄絵図さながら世も末

争い 制御不能

戸惑い惧れを為し人の安寧の道は暗し

希薄な協定の先に罪の擦り合い

狡い思考回路が出した安易な答えは

身代わりを!

そうさ

嗚呼 メリラン お前だと

十数の指先が語る

さあ 奴を差し出せと

泰平求め狂った声で

「ねえ 誰か 助けてよ」

咽を枯らしても届かないの

哀れな子羊よ

彼の神々を鎮め給え

話の続きをしよう 僕らが辿った愚かな線路

毎日村人達は血の贄を捧げては

助かった気になって即席の静けさを

盲目に信じていたのさ

ある日いつも通り 羊は不幸を嘆いていました

そこに舞い降りた羽を持つ子供は告げました

「主の与え給うた試練を乗り越えた先には

褒美を授けましょう」

子供が言うには それは天空高く主の近く

浮かぶジレンマの扉を潜ることらしい

笑んだ綺麗な眼差しを羊は

天使だと呼んだ

嗚呼 メリラン 可愛い子

罪もない無実の彼を

どうして人々は

異端児だと嬲るのでしょうか

How poor lamb 絶望に

身を焦がされた羊には

残酷な好機さえ

最後の希望に見えたのです

門へと続く階段を

一つひとつ踏み締めては

馬鹿げた妄想だと

嗤う彼らを見下ろして

「ぼくは主に選ばれた」

擦り切れた爪先で蹴って

ちっぽけなプライドは

もう目に入れなくてもいいの

宙を舞う子羊が

終末に望んだものは

誰にもわからない

地べたは変わらず乾いたまま

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