[Verse 1]
訳あって夜行列車の切符を買ったあなた
この傷に浸って座っていられるように
ざわめく人混みと寝静まる人たち
どちらがより耳障りなんでしょうね
[Chorus]
踊っているとき あなたの手を離しちゃったから
私は立ち去り、あなたは踊り場で
がくっと肩を落として立ちすくんだまま
シャンパン・プロブレム
あなたの母の指輪はポケットの中に
私の写真もあなたの財布の中
ガラス張りのあなたのハートを 私は落としてしまったの
シャンパン・プロブレム
[Verse 2]
家族のこと訳ありげに話していたよね
自分の中に留めておくことはできなかった
大盤振る舞いで あなたの姉妹はボトルを開けたけど
いまや誰も祝っちゃいない
[Chorus]
ドン・ペリニヨンを買ったあなた
友達は誰も祝わない
地元の疑り深い人たちはこう例える
シャンパン・プロブレム
スピーチをしたけど言葉に詰まって
愛は手の届く所から滑るように消えていく
あなたに 理由は教えてやれなかったの
シャンパン・プロブレム
[Verse 3]
シボレーのドアに触れる あなたのミダスタッチ
11月の赤らみ、あなたのフランネルの安らぎ
「かつてこの寮はどんちゃん騒ぎで有名だったの」
なんてジョークを飛ばす「私にぴったりだと思わない?」
私の友達は いつも生き生きとしてる
またあの言葉を私たちが口にするとは思わない
そしてすぐに 人たちは図々しくも飾りつけをするの
私たちが一度通ってきた寮の中を
ひとつはお金のため、ふたつは見せかけのため
まだ準備ができてなかった私は あなたの行く先を見守るだけ
答えが分からない時もあるでしょう
誰かが膝をつけて あなたにこう尋ねるまでは
「彼女なら素敵なお嫁さんになれただろう
かわいそうに頭がいかれてるんだな」
代わりに良いものをあなたは目にすることでしょう
私がずたずたにした あなたのタペストリーを彼女は織り直してくれる
[Chorus]
踊るときは あなたの手をぎゅっと握って
踊り場でがくっと肩を落として
立ちすくむあなたを 彼女は見捨てない
シャンパン・プロブレムに悩まされてたって
あなたの母の指輪はポケットの中に
彼女の写真もあなたの財布の中
もう覚えてないでしょうね
数々の私のシャンパン・プロブレム
[Outro]
もう覚えてないでしょうね
数々の私のシャンパン・プロブレム