僕は目に涙を溜めているのか
僕らの手がもう一緒に支えきれない涙を
僕もまた少し震えている
僕はもう待てないのか
僕たちは旅を続けるのか
僕たちには夜が迫っているのか
この世界は眩暈でくらくらしているのか
僕たちはいつの日か罰せられることになっているのか
僕は子供のように這いつくばって行こうか
もうシャツ一枚すらないのか
僕たちを造る神もいれば
僕たちを引き裂く神もいる
待っていても何も起きないのか
裁きがなされねばならないことになっているから
僕はこのキャラバンで生まれた
さあおいで、僕たちは出発しよう
さあおいで
僕が持っているのはこの皮一枚だけだから
もうすぐ僕たちの骨は風の中に消えてゆくから
僕はこのキャラバンで生まれた
さあおいで、僕たちは出発しよう
さあおいで
チュリュチュ、チュリュチュ・・・
さあおいで
チュリュチュ、チュリュチュ・・・