目が覚めてからまだ涙が止まらない
今見ていた夢がとても悲しくて
足台の向こうに浮かんでいたのは
弱さ演じ続け逃げる自分だった
たとえ躯が羽ばたくことを忘れても
暗闇の中振り向かないとそう決めた
きっと人は涙の数だけそう 強くなれる生き物だから
いつか雨に打たれて か弱きその翼たとえ痛めたとしても
この空に手をかざして
作り笑いの裏、苦しみの中で
大切な何かは悲鳴をあげてる
気付いた 終わりは決して始まりじゃないと
今との別れに別の意味でのサヨナラ
きっと人は弱くて儚くても 夢に向かう生き物だから
ずっと光求めて 枯れ果てた空から降り注ぐ日を願うよ
この空に手を伸ばして
後ろ向かずに見上げることでこの空は晴れるはずだから
それからでいい飛び立つことは いつか見た瞬間に生きていたい
きっと人は痛みの数だけそう 前に進む生き物だから
やがて光が照らすこの世界で 生在る想い躯に刻め
心から笑うために