どうか 教えてくれ僕に 出口を
ねじ込んだ 偽の鍵は折れて もう開かない
愛は噛み砕かれて ガムのように膨らんで
狭過ぎるこの部屋の中で 僕らを押しつぶしていった
パンと乾いた音が鳴って すべてが消え去ってしまうと
無駄にしてしまった時間と 落ちていく自分を見ていた
ああもう いかなきゃ
クソだ このアルバムはクソだ ウソだよ
そうだ この感情はないほうがいい
断ち切ってはまわれ右 しくじってはまわれ右
触れたいのに
どうやって抜けたらいい? どうやって断ち切れる?
どうせ気づく
愛は紙くずだった 可燃性の乾いた愛は
暗過ぎたあの部屋の中で ただ唯一の灯りとなって
焦げついてしまうその前に 誰かが水をかけやがった
光を失ったと同時に 君もいなくなってしまった
だから
もう いかなきゃいけないんだよ
クソだ このアルバムはクソだ ウソだよ
そうだ この感情はないほうがいい