砕け散るガラスは
命弾ける音
それでもアナタにただ触れたくて
ガラス細工のように
壊れてゆく躯なら
アナタのその手で粉々にして
涙流しながら
孤独を誘えば
巡る叫びに怯え
涙が溢れ出して
故に壊され果てて
揺れる想いよアナタに届け
腐食する躯は
祈りの言葉を受け
深海の闇に攫われた
いつかはすべての者が
その運命を負うなら
今すぐ抱きしめて
この身が消えるまで
心をただ探して
羽根を求め鎖を散切った
差し伸べられた腕に
触れることも出来なくて
また生まれる変わるから
アナタは哀しそうに笑った
「どうか忘れないで…」
ガラス越しで叫んで
また生まれ変われれば
アナタにもう一度逢えるから