君が必要とするなら
他にはもう何もいらないの
ねぇもっと ねぇもっと
寂しいって言ってよ
身体中に残ってる
君の匂い 君の温もりが
消えないで 消えないで
心地いいから
嘘だらけの言葉でもいいの
曖昧な態度で繕って
解けそうな糸を繋ぎ止めてほしかったんだ
もう恋なんていう言葉では
片付けられないくらいに
浮いたり沈んだり 心は藻掻いて止まらないの
どうかこのままもう離さないで
すがりつく想いは息が詰まるほど
口移しでも届くことはない
この苦い気持ちは 君の甘い匂いで
かき消されちゃうんだ
人形みたいに並んで
存在は認められなくても
ねぇもっと ねぇもっと
こっちを向いてよ
身体中に広がった
君の欠片 君の痕跡が
消えなくて 消えなくて
怖くなるよ
感情線は歪に曲がり
逃げてるつもりが追いかけたり
夜の越え方だってわからなくなってるのに
もうこれで終わりにしなくちゃと
そう受け入れようとしても
通知のひとつだけでまた安心して
バカみたい
どうかこのまま心を奪って
回した両腕に息は荒くなって
触れたとこから広がり続ける
この滲む気持ちは 君の優しい嘘で
和らいでいくんだ
痛い痛い痛い
揺れているふたつの感情に挟まれて
ずるいずるいずるい
その寂しそうに笑う顔
期待しちゃうから
ホントの気持ち聞かせてもういっそのこと
嫌い嫌い
嫌いになれるように悲しませてよ
どうかこのまま
どうかこのまま
どうかこのままもう離さないで
すがりつく想いは息が詰まるほど
口移しでも届くことはない
この苦い気持ちは 君の甘い匂いで
全部全部全部
消えちゃったらいいのに