さりげなく絡め合う痛みも
あなたとの距離を確かめる為のもの
不安に気付いていても
捉われてきっと終われないワルツ
密かに伝え合うのは
二人にしか理解らない合図
増してくスピードの中
シンクロし続けてるフレーズ
近づいては離れてく
軌跡はまるで連星のよう
重なっていくライン
縺れ合うように溶けていくから
視界がぼやけて行くの
叶わないなら せめて最期の日まで
この光 見失わない様に追い続けよう
さりげなく絡め合う痛みも
あなたとの距離を確かめる為のもの
疾うに塞がっていても
忘れ難い傷痕があるの
鳴り止まない耳鳴りと
止め処なく続く微熱と頭痛
冗談めいた約束だけど
今でもずっと覚えているの
忘れてても構わない
響き合う答えがあればいいわ
孤独を撫でる度に 微笑みに染まる
憂う想いを深くに沈めたままで
触れないから 眩さが華やいで
落ちる影 揺れて消える
幻はより鮮やかに
疼き出すそのままで希むから
溢れ出る愛しさの底に溺れてく
叶わないなら せめて最期の日まで
この光 見失わない様に追い続けよう
さりげなく絡め合う痛みも
あなたとの距離を確かめる為のもの
このまま私を何処かへ攫って行ってよ
求めるまま 焦がれるまま
今を思い出せないぐらい
還れない辿る日々に「さよなら」
憂う心 零れるから 惹かれさせていて