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備忘録 [Bibōroku] lyrics
備忘録 [Bibōroku] lyrics
turnover time:2024-10-05 05:59:33
備忘録 [Bibōroku] lyrics

なまぬるい波を立たせては

フェンス越し君の影を

コバルトブルーの泡でひたして

すれ違ったゆらめきが

なぜか懐かしく思えて

空疎な午後の風 口ずさむ

ふやけた肌にはりついた

枯れ葉が舞うプールサイドで

聞かせてくれた歌を

今も思い出している

ほんの少しでいいから

私は甘い炭酸で

君がみせなかった表情の理由を

知ることができるのなら

弾けよう*innocent

ほんの少しでいいから

私は細い灯火で

君が背をむけていったあとを

たどることができるのなら

導いて*innocent

募る瞬き抱く滔々と

それでもあの連星のように

きえないで光り続けていたいから

覚めない昨日抜け出して

視線の先探していたんだ

ふさいだ耳をそっと

なでる君の声と

ほんの少し目を閉じて

指先がふれあった

何も言わずにただ過ぎ去る微熱を

ほどけないよう 結んでいる

君の頬にふれた

誰もいない道の途中

映る瞳に想う

君が落としていった影の

輪郭をなぞってみる

眠る夜を抱いて

見慣れない景色 季節の間

あの日の私 俯いてた日々に

出会ってしまった

その真っ直ぐな目に

惹かれていた

影が揺れだした

"捲るページ 

幽かに 立ち昇るどこからか

ほつれて 止まった

波の音 佇む 君と線 繋いで"

ふやけた肌にはりついた

枯れ葉が舞うプールサイドで

重なる等身ゆらめく

ただよう泡になって

ほんの少しでいいから

私は甘い炭酸で

君がみせなかった表情の理由を

知ることができるのなら

弾けよう*innocent

ほんの少しでいいから

私は細い灯火で

君が背をむけていったあとを

たどることができるのなら

導いて*innocent

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