讃えよ我らを 終末済世法
応えよ我らに 天上創造法
戦場に響くは魂禊ぐ鐘音(かねおと)
暁に舞い散る花火のような未練
絶望よりもっと深く昏い場所へ還らせて
痛みの奥で生を感じる為に
杜撰な打算で一生を無駄にして
無能な頭脳で机上の空論
毒花を着飾って
誰かの命奪って美しく
無垢と嘯(うそぶ)きあざとくも
ゆらゆら陽炎
ふわふわ漂う
命が尽くまで
須(すべか)らく本能に忠実であれ
噤(つぐ)む鳥は居ないが如く枯れるほど鬨をあげて
天蓋に揺れるは叶わぬ夢の謀(はかりごと)
この胸を突き刺す氷のような孤独
臆病よりもっと弱く生きることも選べずに
蛹のままで暁を迎える
不要な処方で一生を無駄にして
過敏な苦痛に過剰なニウロン
樟脳を纏って
消えゆく命縋って浅ましく
明日に未練を繋げても
たゆたう感情
ちぐはぐ迷走
言葉を尽くして
囚われた蜘蛛の糸夢魘(むえん)の輪廻を
絶つは涙重なる鼓動鏡像の影が嗤う
あまねく
命が尽くまで
須(すべか)らく本能に忠実であれ
噤(つぐ)む鳥は居ないが如く枯れるほど鬨をあげて
さあ