風の中に舞う笑い合う声
煌めく夕日は未来への約束
月が映し出す君を見つけた
色褪せた時代の泡沫の夢
戻らない安らぎさえ何度も壊されてゆく
溢れる憎しみがこの空を焼き尽くして…
森のざわめきは優しい歌声
ほんの僅かの幸せな夢
凍える痛みにさえ優しさを覚えてゆく
すべてを消せるなら心さえもう要らない
ただ激しく燃えるこの躰でよければ
君のためにすべて捧げよう
この哀しみだけは決して忘れぬように
涙の痕をナイフで何度もなぞった
暁の空に浮かぶ陽炎
微笑む君が僕の側にいた