私が着いたのは二ユ一オ一リンズの
朝日楼という名の 女郎屋だった
愛した男が 帰らなかった
あん時私は 故郷を出たのさ
汽車に乗って また汽車に乗って
貧しい私に 変わりはないが
時々想うの ふるさとの
あのプラットホームの薄暗さ
誰か言っとくれ 妹に
こんなになったら おしまいだってね