はやく 涙拭けよ 笑い飛ばそう 僕らの過去
行くあても帰る場所もないから 頭の中に僕の居場所を作った
そこで笑っている父や母や恋人が
かつての面影だと気付いて途方にくれる
くだらねぇや と強がって壊した そしたら 意味もなく涙が溢れた
工業排水を垂れ流して汚れつちまった
裏通りのどぶ川みたいな色の涙です
何があんたの幸せとか 正解と不正解の境界線だとか
結局決めるのはあんた自身で 自分で自分の首を絞める事はないよ
駄目な自分を愛するために まず必要なのは自分を許してやる事
必死に生きるのは得てして無様だから 人に笑われても気にすんな
明日は どうなるんだ 答えてみろよ神様
はやく 涙拭けよ 笑い飛ばそう 僕らの過去
そうだろう 今辛いのは 戦ってるから 逃げないから
そんな あんたを 責めることができる奴なんてどこにも いないんだぜ
今日は何にもやる気が起きねぇから
一日中テレビばっかり見ていたんだけれど
「この人達はなんて幸せそうなんだ」
とか考え出したら急に笑えなくなった
眠れない夜のもてあました時間は 今日までの人生の反省会
頭を掻き毟って転げた 日々だって無駄にはならねぇよ
未来は 僕自身が 切り開いてみせるよ神様
はやく 涙拭けよ 笑い飛ばそう 僕らの過去
そうだろう 今辛いのは 戦ってるから 逃げないから
そんな あんたを 責めることができる奴なんてどこにも いないんだぜ
あんたらしい 人生ってのは あんたらしい失敗の積み重ね
一つ一つ 積み上げては 僕等積み木で遊ぶ子供みたい
あんたらしく 転べばいい あんたらしく立ち上がればいい
他に何もいらねぇよ 他に何もいらねぇよ
はやく 涙拭けよ 笑い飛ばそう 僕らの過去
そうだろう 今辛いのは 戦ってるから 逃げないから
そんな あんたを 責めることができる奴なんてどこにも いないんだぜ