刹那 希望 剥がれ
意識 失い 遠くに聞こえる涙
今夜 命 惹かれ
業火 蝕み 暗黒に潜みながら
満月の闇に堕ち
主に仕える翼
絶望を見つめている
その孤独を譲れるのなら
I guard you
どんなに暗い琥珀より
どんなに蒼い髪より
どんなに紅い記憶より
狂おしく
全てを失う刻が来ても
最期の痛みに変えても
それが、赦し得られるならば
理性 硝子 崩れ
決意 影で 甘く仄暗くゆらめく炎
身体視線 刻まれ
絆 悲鳴 美意識すら 削りながら
礼節と血の海で
死の歌奏でる肱
絶命の燈が灯り
この惑いが消えぬのならば
kill me light
こんなに白い温もりを
こんなに苦い想いも
こんなに遠い微笑も
愛おしく
切り裂く言葉が闇に消え
この身が歌に変わっても
永久の誓い 守れる ならば
壊れた 瞳の奥 眠る狂気
誓約の血が 降り注ぐ
贖う 深紅の唇
解かれる 心の 吐息
かすかに 迷った 指先
触れそうで
白刃と 光が 疾走って
業苦の海に融けゆく
それが、赦し得られるならば