帰らぬわたしを 待ちつかれて
淡いライトを灯すころ
サヨナラ刻んだ 細い文字が
ルームサイドに浮かぶ
あなたが話してた
遠くの街の名が
わたしの目の前で
キラキラ揺れる
風が頬で雨に変われば
ツラい心 迷うけど
いつか あなたなしで 夢見る
夜に あこがれていたの
指先 アドレスすべりながら
わたしの行方 探すころ
ふたりの写真に キスを投げて
バスのシートをたおす
はじめてケンカした
理由もおぼえてる
あなたは あの日から
大事なひとに…
風が頬で雨に変われば
何故か 瞳 いたむけど
胸に残した メモランダム
消える時が来るはずよ
風が頬で雨に変われば
ツラい心 迷うけど
いつか あなたなしで 夢見る
夜に あこがれていたの