あの娘はどこの娘こんな夕暮れ
しっかり握りしめた赤い風船よ
なぜだかあの手をするりとぬけた
小さな夢がしぼむどこか遠い空
こんな時誰かがほら
もうじきあの あの人が来てくれる
きっとまた小さな夢もって
この娘はどこの娘もう陽が暮れる
隣の屋根に飛んだ赤い風船よ
なぜだかこの手に涙がひかる
しょんぼりよその家に灯りともる頃
優しい歌うたってくれる
あの人が優しい歌 うたってくれる