あなたの香水ね
それともお風呂の水?
でもいつでも
私にはあなたは偉大
あの晩私にキスした
まるでたった一度のキスのように
いつも私は思い出す
私の胸の上には岩の重さを感じた
あなたの栗色の瞳
緑の血管
子供っぽい顔
そして神経質な笑い
あなたに首ったけ
そ の肌が悪いから
あなたに首ったけ
あなたを愛させて
あなたに首ったけ
そ の肌が悪いから
あなたに首ったけ
あなたを愛させて
ただ浮かんでいる悦び
私は流れに身を任せる
もう眠ることも食べることもできない
みんながしているようには
あなたの思い出が残っている
枕にささったピンみたいに
あなたは魚みたいにすぐに忘れる
何も思い出さない
あなたの男らしい手
背中の匂い
名前はないけれど
あなたが見つめていた
あなたに首ったけ
そ の肌が悪いから
あなたに首ったけ
あなたを愛させて