るりら るりらと響く唄
時をいろどる あわれな唄よ
空で輝く つきがきれいで
剣から咲くよ うつくしい花が
種から咲くよ うつくしいグラス
まんげつの夜に みがきつづけたら
石は四枚の 鏡になった
ぴかぴか光るよ 小びんとともに
ついなるやいば 泉にひたす
泉のいろは ちのいろに
めざしたひとの ちのいろに
人形動かす 見えない風は
スプーンはすくう 見えない土を
全部そろった その時に
最後にかえる 森にかえる
あふれるほどの 怒りとともに