あくとぜいたく [Aku to zeitaku]

有り余る餌を撒いた

そこは華やかさで明日を呼ぶ場所

暗闇だとは限らない

今も 頷いた目に花が咲いてる

さあ

贅沢な嘘と

最高の悪を

使い切れぬ時間を食べ

銃声は遥か

遠くに消えた

悲鳴も知らず笑いあった

騙す事で明日を知る

そして些細な事は棚に上げて

小高いトコで得意気

なのに目に映るのは紙切れだけ

本当にそれでいいの

四畳半の悪と

千畳の○○

捨て切れないゴミの中

冗談を放て

遠くに放て

孤独は空気じゃ埋まらない

さあ

贅沢な嘘と

最高の悪を

戦争が時代の餌になる

贅沢な嘘と

最高の悪を

使い切れぬ時間を食べ

銃声は遥か

遠くに消えた

その手を見て笑い合った