飲みかけのレモンティーの氷が崩れる音で
夢から覚めるんだ きみの思い出から
離れてしまうんだ ぼやけて消えるんだ
透明になってぼくは記憶の檻から逃げる
秘密の裏切りも涙の告白も
終わりの瞬間も遠くに消えていく
色の変わった町をいつもの靴で歩く
忘れられないけどお別れしなくちゃね
開いた傷からは赤い血が流れて
地面に染み込んで花を染めていくよ
ぼくらの憂鬱を美しさに変えて