もうちょっとはやく走れたらいい
もうちょっと長く この道を
春風をうまくなびけないとこ 神様に見られてる気がして
少しこけそうになった 恥ずかしいけどなんか それもいい
なんたってもうわたしたち 飲まれてしまうような髪色に なってしまった なってしまった
こうやって今日これからが 壊れてしまうような感じで ちょっと砕けたい 青が暮れる
白い靴先の汚れが目立つな どこでつけてきたんだろうか
年をとるたび知るものはちょっと冷たい
コンビニの外灯の下 時間もなさそうだ
でもね わたし
キラキラしていたいな 幸せって思いたい
坊主頭あいつのこと 許してあげたいな
たくさんの傷をつけたわたしのことも
ちゃんとさ 許してあげたい
なんたってもうわたしたち 呼ばれているような気持ち 浮かれてしまいたい 浮かれてしまいたい
そうやって世界を見るたび 一生分がどうかなんて 奪われる前に 息してる
傷つけないために傷ついたことを プレイリストに織り込んで何度も聴いた
余裕もないのに笑っちゃう 君のことだ
涙ぐむ最終回を 涙ぐむ最終回を 歌ってよ
なんたってもう夢が覚め 時に流されてしまうよ
なんて ちょっとつまらない ちょっとつまらないだろう
今日だってまた不器用で こびりついた弱さなんて いつか終わりが いつか終わりが
もうちょっとはやく走れたらいい