夏服の子供達 夕陽に包まれて
ためらいもなく 別れ告げる
飽きられたブランコが小さく揺れてる
振子とめるように つかまえてた
空は急ぎ足で 色を変えてく
嫌いな夜がまた 長くなったと
嘘つきだから 夜のせいで
永遠があると信じてた
胸を合わせ ささやかれた
心かな
大きく揺られながら ブランコの例車は
まぶたの裏側 星を巡る
あんなに愛してると 抱きしめたあの日に
ちゃんとサヨナラ たぶんできた
痛みけずるように かかとつけたら
嫌いな夜がまた 深くなったと
秋には秋の風が吹いて
導いてく心のままに
人を愛す喜びには
かなわない
この悲しみも この夜さえも
季節ごとに変わってくから
嘘つきなのは 見ないふりした
心かな