輝いた世界
いつの間にか迷子になって
自分のことさえも
わからなくなっていたんだ
思い出して
心走り出したあの気持ち
未来は誰のものでもなく
この手の中に
壊して また作って
何度も生まれ変わっていく
地図に記されてない道を
ひとり探している
逃げつづけて
誰かのせいにして
諦めるだけなんて
もうやめよう
笑われたって
最後のひとりになってもいいさ
誰も知らない
まだ見たことのない星の色
信じたいのさ
映画のようにはいかないけれど
子供のころの僕が
目の前を駆けていくんだ
あと少しだけでいい
眠ることも忘れるような
空想を超えていくような
ほんの少しの光を 今
泣きつづけて
立ち止まったままで
見送ってきた自分を
終わらせよう
追いつづけて
はじめて見える世界
諦めない僕が
そう ここにいる