机に向かい家で一人、グラスのビールに口を付ける
自分の唯一の癒しの時間
満たされた空間、今あなたなく
まるで、空き家の様である
暦に刻んだあなたとの記憶
最初の思い出からめくりめくって
あれから一年を数える
交わされた約束、破られた未来
二人で描いた未来予想図
たくさんの子と旅と我が家と
二人で交わした誓いの盃
どうして今は一人グラスを傾ける?
虚ろな、私の心が
火照った体を冷やしていく
あなたのせいで、冷えた心で
新たに恋をするのは難しい
心を奪って盗んでいった極悪人
信じた愛に見放された今でも
私は変わらず生きて行く
あなたの帰りを待ちながら