眠り始める青空に
笹が奏でる子守歌
遠い場所で同じ月を
あなたはどんな顔で見ているの？
拭えない切なさ
「今すぐあなたに会いたい」
独り言のように
呟く願いを拾って
叶うと信じていただけ
灯り始める家の窓
黒い時間が染まっていく
街は騒ぎ
出会う人々
僕は一人
待つだけの彦星
一面に広がる
夜空に短冊流して
あの空の向こうの
君まで届けと願った
悲しく綺麗な夜空に
「会える」ことが辛いと知って
「会えない」ことが苦いと知って
拭えない切なさ
「今すぐあなたに会いたい」
破れない約束
「必ず迎えに行くから」
あぁ、どうか神様
僕らの願いを見つけて
この想いだけでも
届けて、あなたに・・・私に
“もう一度、僕らが会えますように”
“二人で一緒に笑えますように”