ひとりで空を見ていたら
やさしい風につつまれた
春の野原の菜の花を
あなたにつんであげたいの
雨だれの音きいてたら
なぜか楽しくなってくる
雨のしずくに青空が
うつって雲が揺れている
明るい朝の光より
ゆうやけ雲の色がすき
空ゆく鳥に身をかえて
ゆうやけおっていきたいの
誰かがならす 草笛が
春風にのり 吹きわたる
どこかで泣いて いる人の
心にきっととどくよう