橙に浸されてゆく街 等間隔できしむ電車のリズム
いつの間にとなりで寝息立てている君
片耳ずつのイヤホンから 二人のお気に入りの曲がかかって
分け合いたい幸せを 一人占めしてる気分
まだボクじゃ頼りないかな
君の手を握る強さ どれくらいがいいかな
めぐり逢ったときから 君に恋をしてるよ
ありふれたやりとりも 五線譜に散りばめて
言葉にできないこと ありったけの歌にしよう
ボクは君と歩んでゆく 未来しか描けない
もうちょっとだけひっつきたいのに
“起こすといけない”ってこじつけてる
そんな臆病さ見抜くように ボクに寄りかかる君
遠く見渡した世界はキリがない 目の前の君だけで精一杯
ケンカして 向き合って 面倒くさいけど それも愛おしい
君が泣きたいとき 支えになれてるかな
でも君が嬉しいとき 負けないくらい笑うよ
めぐり逢ったときから いまも恋をしたまま
ボクはまた思い知る 好きでいる喜び
言葉にできないこと ありったけの歌にしよう
ボクは君と歩んでゆく未来しか描けない
見渡さなくてもいい ここにぜんぶあるから